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wavelane

一陸技|無線工学B|過去問

令和8年1月期 A-2

要点(wavelane の要約): 2素子を並べたときの指向性の合成のしかた、素子の太さと帯域の関係、対数周期アレーのインピーダンス特性という3点を、一つの組合せで答えさせる問題。

FB801 A-25点(1問1採点)

原文(公式問題文)

A-2 次の記述は、アンテナの特性について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。 (1) 同じ特性を持つアンテナ素子を平行に2個並べたアンテナの指向性は、アンテナ単体の指向性に[ A ]を掛けたものに等しい。 (2) 半波長ダイポールアンテナでは、アンテナ素子が細い方が帯域幅が[ B ]。 (3) 対数周期ダイポールアレーアンテナは、[ C ]にわたって、ほぼ一定のインピーダンス特性を持つ。   A               B   C 1 利得係数            広い  広帯域 2 利得係数            狭い  狭帯域 3 利得係数            狭い  広帯域 4 配列指向係数(アレーファクタ)  狭い  広帯域 5 配列指向係数(アレーファクタ)  広い  狭帯域

出典: 令和8年1月期 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB801)A-2(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会

正しい組合せの番号を1つ選ぶ(番号は上の原文の選択肢に対応します)
解かずに正答と解説を見る

正答: 4

要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。

wavelane の解説(公式の解説ではありません)

アンテナの一般的性質を3つ並べた穴埋め。パターン乗積の原理、素子の太さと帯域、対数周期アレーの広帯域性。

空欄 A: 配列指向係数(アレーファクタ)
同じ素子を並べたときの指向性は、素子1本の指向性と、素子の並べ方だけで決まる係数との積になる(パターン乗積の原理)。利得係数はこの掛け算の相手ではない。
空欄 B: 狭い
素子を細くすると共振が鋭くなり、インピーダンスが周波数とともに急に変わる。整合が取れる範囲が狭まるので帯域は狭くなる。
空欄 C: 広帯域
対数周期アレーは、周波数に応じて共振する素子が入れ替わることで広い範囲をまかなう方式である。インピーダンスがほぼ一定に保たれるのがその特徴。

この組合せになっているのは選択肢 4 である。

つまずきやすい点

  • 太い素子ほど広帯域、細い素子ほど狭帯域。この向きは他の問題でも繰り返し問われる。
  • パターン乗積の原理は「素子パターン × アレーファクタ」。利得の話と混ぜない。
  • アンテナ方式図鑑アンテナの帯域幅・比帯域幅・配列指向係数(アレーファクタ)・対数周期ダイポールアレーアンテナ
  • アンテナの基礎アンテナの帯域幅・比帯域幅・対数周期ダイポールアレーアンテナ
  • 実用アンテナの構造アンテナの帯域幅・比帯域幅・配列指向係数(アレーファクタ)