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wavelane

一陸技|無線工学B|過去問

令和5年1月期 第2回 A-17

要点(wavelane の要約): 突発的に現れる薄く密な電離の層について、現れる高さ、中緯度で多く現れる季節、ふだんは電離層を突き抜ける周波数帯のどこまで反射して遠方の混信を起こすかを組合せで答えさせる問題。

FB502 A-175点(1問1採点)

原文(公式問題文)

A-17 次の記述は、スポラジック E 層(Es 層)について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。 (1) 層の厚さは数〔km〕前後であり、高さ[ A ]〔km〕付近に不規則に出現する。E 層に比べて電子密度が大きく、その変動が大きい。 (2) 出現頻度は、赤道地帯では、ほとんど季節変化は無く日中に多いが、中緯度地帯では、[ B ]の日中に多い。 (3) Es 層では、通常の状態では電離層を突き抜ける[ C ]の電波を反射するので遠距離異常伝搬の原因となり、通信や放送の受信に障害を与えることがある。   A     B    C 1 50~70   冬季  SHF 帯 2 50~70   夏季  VHF 帯 3 100~110  冬季  SHF 帯 4 100~110  冬季  VHF 帯 5 100~110  夏季  VHF 帯

出典: 令和5年1月期 第2回 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB502)A-17(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会

正しい組合せの番号を1つ選ぶ(番号は上の原文の選択肢に対応します)
解かずに正答と解説を見る

正答: 5

要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。

wavelane の解説(公式の解説ではありません)

スポラジックE層は E層と同じ100 km 余りの高さに突然現れる薄く密な層で、中緯度では夏の昼に多い。ふだんは電離層を突き抜ける VHF帯の電波まで反射するので、遠方からの混信の原因になる。

空欄 A: 100~110
E層とほぼ同じ高さに現れる。50〜70 km は D層の高さで、昼間に減衰を起こす層である。
空欄 B: 夏季
日本のような中緯度地帯では、夏の昼間に出現が集中する。
空欄 C: VHF 帯
電子密度が非常に高いので、通常は突き抜けてしまう VHF帯まで反射する。SHF帯まで反射するほどの密度にはならない。

この組合せになっているのは選択肢 5 である。

つまずきやすい点

  • D層の高さと取り違えると A を誤る。D層は昼間だけ現れて短波を吸収する層である。
  • 遠方の FM放送やテレビが混信するのはこの層のためで、「冬に多い」は誤りである。