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wavelane

一陸技|無線工学B|過去問

令和5年1月期 第2回 A-16

要点(wavelane の要約): 完全に反射する大地の上で、送受の高さと距離から直接波と反射波の位相差を出し、自由空間の電界に2波の合成の係数を掛けて受信点の電界を求める計算問題。FB807 A-14 と同じ配置で、周波数だけが違う。

FB502 A-165点(1問1採点)

原文(公式問題文)

A-16 地上高が 30〔m〕のアンテナから周波数 150〔MHz〕の電波を送信したとき、送信点から 15〔km〕離れた地上高 10〔m〕の受信点における電界強度として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、受信点における自由空間電界強度を 500〔μV/m〕とし、大地は完全導体平面でその反射係数を-1 とする。 1 38〔μV/m〕  2 57〔μV/m〕  3 63〔μV/m〕  4 102〔μV/m〕  5 126〔μV/m〕

出典: 令和5年1月期 第2回 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB502)A-16(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会

最も近い値の番号を1つ選ぶ(番号は上の原文の選択肢に対応します)
解かずに正答と解説を見る

正答: 3

要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。

wavelane の解説(公式の解説ではありません)

完全反射の大地では、受信電界は自由空間の値に 2|sin(2πh1h2/(λd))| を掛けたものになる。位相の角が十分小さいので、正弦はほぼ角そのものとして計算できる。

  1. 手順1150 MHz の波長は 2 m である。距離 15 km は送受の高さの和 40 m の10倍を大きく超えるので、遠方近似の式が使える。
  2. 手順2正弦の中の角を計算する。
  3. 手順3角が小さいので sin はほぼ角に等しい。自由空間の 500 μV/m の2倍に掛ける。

求める値は 63 μV/m。したがって正答は選択肢 3 である。

つまずきやすい点

  • 係数の2を落とすと約31 μV/m になり、どの選択肢とも合わない。直接波と反射波の2つ分の振幅である。
  • 300 MHz の FB807 A-14 の値を覚えていると取り違える。周波数が半分なので角も半分になる。
この問題の条件で動かす(2波モデル(大地反射))