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wavelane

一陸技|無線工学B|過去問

平成30年1月期 A-2

要点(wavelane の要約): 直交する2つの電界成分の位相差で直線・円・楕円の偏波が分かれることについて、直線になるもう一つの位相差、円になる位相差、長軸と短軸の比が1に近いときと無限大に近いときにそれぞれ近づく偏波を組合せで答えさせる問題。

FB001 A-25点(1問1採点)

原文(公式問題文)

A-2 次の記述は、自由空間内を伝搬する電波の偏波について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。 (1) 電波の進行方向に垂直な面上で、互いに直交する方向の電界成分の位相差が 0〔rad〕又は[ A ]〔rad〕の電波は、直線偏波である。 (2) 電波の進行方向に垂直な面上で、互いに直交する方向の電界成分の位相差が[ B ]〔rad〕で振幅が等しい電波は、円偏波であり、このとき振幅が異なる電波は、楕円偏波である。 (3) 楕円偏波の長軸方向の電界強度 E1 と短軸方向の電界強度 E2 との比(E1/E2)を軸比といい、軸比(真数)の大きさが 1 に近いほど[ C ]偏波に近く、∞に近いほど[ D ]偏波に近い。   A   B   C   D 1 π/2  0   直線  円 2 π/2  π   円   直線 3 π/2  π   直線  円 4 π   π/2  直線  円 5 π   π/2  円   直線

出典: 平成30年1月期 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB001)A-2(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会

正しい組合せの番号を1つ選ぶ(番号は上の原文の選択肢に対応します)
解かずに正答と解説を見る

正答: 5

要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。

wavelane の解説(公式の解説ではありません)

偏波は直交する2成分の位相差で決まる。位相差が0かπなら直線偏波、π/2で振幅が等しければ円偏波になる。軸比が1に近いほど円、無限大に近いほど直線に近い。

空欄 A: π
位相差がπなら、2成分は一方が最大のとき他方が負の最大になり、合成した電界は傾いた一直線上を往復する。
空欄 B: π/2
位相差がπ/2で振幅が等しければ、一方が0のとき他方が最大になり、合成した電界の先端が円を描く。
空欄 C: 円
軸比が1ということは長軸と短軸が等しいということで、楕円が円になる。
空欄 D: 直線
短軸が0に近づくと軸比は無限大に近づき、楕円がつぶれて線分になる。

この組合せになっているのは選択肢 5 である。

つまずきやすい点

  • A と B を入れ替えた選択肢がある。π/2 は円偏波の条件で、直線偏波になるのは位相差が0かπのときである。
  • C と D を入れ替えると、軸比1が直線偏波になってしまう。軸比は長軸÷短軸なので、円なら1である。