一陸技|無線工学B|過去問
平成29年7月期 A-14
要点(wavelane の要約): 準マイクロ波より高い周波数で、自由空間の伝送損のデシベル値から送受信点の間隔を逆算させる計算問題。損失の式の距離の項だけを残して対数を外す。
FB907 A-145点(1問1採点)
原文(公式問題文)
A-14 周波数 12〔GHz〕の電波の自由空間基本伝送損が 120〔dB〕となる送受信点間の距離の値として、最も近いものを下の番号から選べ。 1 0.5〔km〕 2 2.0〔km〕 3 4.0〔km〕 4 10.5〔km〕 5 19.5〔km〕
出典: 平成29年7月期 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB907)A-14(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会
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正答: 2
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wavelane の解説(公式の解説ではありません)
自由空間基本伝送損の式から、周波数の項と定数を差し引いて距離の項だけを残す。12 GHz は 12,000 MHz として入れる。
- 手順1距離を km、周波数を MHz で表した自由空間基本伝送損の式を使う。
- 手順2周波数の項を計算する。log₁₀12000 はおよそ 4.079 である。
- 手順3120 dB から定数と周波数の項を引くと、距離の項は 5.97 dB になる。
- 手順420 で割って対数を外す。
求める値は 1.99 km(選択肢の 2.0 km)。したがって正答は選択肢 2 である。
つまずきやすい点
- GHz のまま 12 を入れると周波数の項が 60 dB 小さくなり、距離が千倍に化ける。
- 最後に 10 で割って対数を外すと 3.95 km になり、選択肢3を選んでしまう。距離の項の係数は 20 である。