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電波の基礎|深掘り編

デシベルの基礎 — 掛け算を足し算に変える物差し

無線工学Bの問題用紙をめくると、dB、dBm、dBi、dBµV/mという単位が、ほとんどのページに顔を出す。これは業界の悪しき習慣でも、権威づけの記号でもない。無線が扱う量は、送信機の100Wから受信機の1pWまで、10の14乗という常識外れの幅で散らばっている。そして伝搬の計算は、利得を掛け、損失で割り、また利得を掛ける——掛け算と割り算の長い連鎖である。この2つの困りごとを、対数はたった一手で片づける。桁を圧縮し、掛け算を足し算に変えるのだ。この講座は、デシベルの定義から始めて、3と10だけで戦う暗算術、基準を固定した絶対量のdB、対数グラフが直線になる理由をたどり、最後に送信機から受信機までのリンクバジェットを1本、すべて足し算だけで通し切る。

第1章 なぜ無線はデシベルを使うのか

テレビ塔の送信機は10kWを送り出す。同じ電波を数十km先のアンテナが受け取るとき、そこに届いている電力は1pW(1兆分の1W)のオーダーになる。この2つを同じ紙の上に、同じ目盛りで描いてみてほしい——できない。送信電力を紙の幅いっぱいの10cmの棒で描くと、受信電力の棒は原子より小さくなる。無線は、そういう桁の広い世界である。

同じ4つの電力を、2つの目盛りで描き比べる① 線形目盛り② 対数目盛り(dB)100 W+50 dBm1 W+30 dBm1 mW0 dBm1 pW−90 dBm1W以下は線にもならない全部が1枚の紙に収まる電力の比は10の14乗 = 140dB。だから無線は対数の目盛りで測る
同じ4つの電力(100W・1W・1mW・1pW)を、線形の目盛りと対数(dB)の目盛りで描き比べた図。線形では最大の1本しか見えないが、対数目盛りなら10の14乗の開きが1枚の紙に収まる。

困りごとはもう1つある。伝搬の計算は掛け算だらけだということだ。送信電力に送信アンテナの利得を掛け、距離による損失で割り、給電線の損失でまた割り、受信アンテナの利得を掛ける。100 × 10 ÷ 1.76×10¹¹ × 10 のような計算を、試験会場で電卓なしにやることになる。指数の付いた数を4つも5つも掛けたり割ったりして、桁を1つ間違えれば答えは10倍ずれる。

ここで対数の出番になる。対数には log(A×B) = log A + log B という性質がある。掛け算が足し算に、割り算が引き算に化けるのだ。量そのものではなく量の対数を持ち歩くことにすれば、桁の広さは圧縮され、掛け算の連鎖は足し算の行列に変わる。この「対数で持ち歩く」という決断に、10倍して単位をつけたものがデシベルである。

掛け算の世界(真数)と、足し算の世界(dB)×2+3 dB×4+6 dB×100+20 dB==×80029 dB10log₁₀掛け算が足し算になる。これがデシベルの最大の効能厳密には 10log₁₀800 = 29.03 dB。3dB=2倍の丸めぶんだけずれる
掛け算の世界(真数)と足し算の世界(dB)の対応。2倍・4倍・100倍の掛け算は、dBの世界では3dB・6dB・20dBの足し算になる。合計29dBは真数800倍に対応する。

第2章 定義 — 10log₁₀の読み書き

デシベルの定義は1行で書ける。2つの電力P₁とP₂の比を取り、常用対数(底が10の対数)を取って、10倍する。それだけである。

電力比のデシベル表記。P₂がP₁の10倍なら10dB、100倍なら20dB、1000倍なら30dB。P₂のほうが小さければ値は負になり、10分の1で−10dBである。

ここで最初に飲み込んでおくべきことがある。デシベルは比の単位であって、量の単位ではない。「10dB」と言われても、それだけでは何ワットなのか決して分からない。分かるのは「何かに比べて10倍である」ということだけだ。長さでいえばメートルではなく「2倍」に相当する言葉である。dBの値から元の倍率へ戻した数を真数と呼び、真数は 10^(dB/10) で求まる。

無線工学でよく出会う数字を、この定義で確かめておこう。利得3dBのアンプは電力を約2倍にする装置であり、損失20dBのフィルタは電力を100分の1にする回路である。0dBは「1倍」、つまり増えも減りもしないことを意味する。ここで0dBが「無い」ではなく「等しい」だという点は、試験でも実務でもよく取り違えられる。

任意のdBを「10」と「3」の足し算に分解する1倍(0dB)10倍100倍200倍400倍+10dB+10dB+3dB+3dB26dB = 10 + 10 + 3 + 3 → 10 × 10 × 2 × 2 = 400倍
26dBを10dBと3dBの足し算に分解する階段。10dBを2回で100倍、3dBを2回でさらに4倍となり、合計400倍にたどり着く。dBの足し算は真数の掛け算に対応している。

次に、多くの人がつまずく20log₁₀の話をする。電界強度や電圧をデシベルで表すとき、定義の係数は10ではなく20になる。これは別のルールを新しく覚える話ではなく、まったく同じ定義から出てくる帰結である。電力は電圧の2乗に比例する(P = V²/R)。だから電力比を取ると電圧比の2乗が現れ、対数の中の2乗は前へ出て2倍になる。10 × 2 = 20 というだけのことだ。

電力はP=V²/Rで電圧の2乗に比例するため、対数の中の2乗が前に出て係数が20になる。電圧・電流・電界強度・磁界強度は20log₁₀、電力は10log₁₀と覚える。

この係数の違いは、同じ「6dB」がどこに現れるかで印象が変わる。電力が2倍になるのは3dB、電圧が2倍になるのは6dBである。逆に言えば、電圧が2倍になれば電力は4倍(6dB)になっているわけで、両者は矛盾していない。自由空間損失の式に20log₁₀が2つ並んでいるのも、電界強度が距離に反比例する(電力は距離の2乗に反比例する)という素直な事実の反映である。

第3章 暗算術 — 3dBと10dBだけで戦う

デシベルの本当の威力は、電卓を置いた瞬間に現れる。覚えるべき数はたった2つ、必要なら3つでいい。10dB = 10倍、3dB = 2倍、そして1dB ≈ 1.26倍。この3つの積み木を足したり引いたりするだけで、たいていのdBは頭の中で真数へ変換できる。

暗算の土台になる2つの値。2倍がほぼちょうど3dBになるのは幸運な偶然で、この0.0103のズレが小さいおかげでデシベルは暗算に耐える道具になった。

使い方は単純で、与えられたdBを10と3の和(または差)に分解し、対応する倍率を掛け合わせる。26dBなら 10 + 10 + 3 + 3 と分解できるので、10 × 10 × 2 × 2 = 400倍。電卓で 10^2.6 を計算すると398.1だから、誤差は0.5%に収まっている。試験の選択肢を絞るには十分すぎる精度である。

分解の練習(すべて3と10の足し算・引き算)

  • 6dB = 3 + 3 → 2 × 2 = 4倍(電圧なら2倍)
  • 13dB = 10 + 3 → 10 × 2 = 20倍
  • 17dB = 20 − 3 → 100 ÷ 2 = 50倍(引き算も使ってよい)
  • 26dB = 10 + 10 + 3 + 3 → 10 × 10 × 2 × 2 = 400倍
  • −3dB = 2分の1倍(電力が半分)。半値幅の「半値」はこの−3dBのこと
  • −30dB = 1000分の1倍。マイナスは「割る」と読み替えるだけ

逆方向、つまり倍率からdBへ変換するのも同じ道具でできる。倍率を10と2の積に分解すればよい。400倍なら 100 × 4 = 100 × 2 × 2 なので 20 + 3 + 3 = 26dB。8000倍なら 1000 × 8 = 1000 × 2 × 2 × 2 で 30 + 3 + 3 + 3 = 39dB(正確には39.03dB)。この往復ができるようになると、選択肢に並んだ数値のうち明らかに桁の違うものを一瞬で捨てられる。

1dB ≈ 1.26倍という3つめの積み木は、端数を詰めるときに効く。たとえば7dBは 10 − 3 で5倍と読めるが、より細かく 3 + 3 + 1 と読めば 2 × 2 × 1.26 = 5.04倍となり、真の値5.01倍にほぼ一致する。逆に−1dBは約0.79倍で、「1dB落ちる」がおよそ2割減であることが分かる。アンテナや給電線のカタログで0.5dBや1dBの差にこだわる理由も、この数字を知っていれば腑に落ちる。

第4章 絶対値のdB — dBm・dBW・dBµV/m

第2章で「dBは比の単位であって量の単位ではない」と釘を刺した。ところが実務では「受信電力は−100dBmだ」「電界強度は60dBµV/mだ」と、明らかに絶対量を指す言い方をする。矛盾しているように見えるが、種明かしは簡単だ。比べる相手(基準)を1つに固定してしまえば、比はそのまま絶対量になる。単位記号の末尾についているmやWやµV/mは、その基準の宣言である。

dBmは1mWを基準に固定した電力の絶対表示。0dBm = 1mW、30dBm = 1W、40dBm = 10Wになる。基準を1Wに取り替えたものがdBWで、1W = 1000mW = 30dBの差だけ数値がずれる。

dBm−174 dBm/Hz常温の熱雑音−52.45 dBm第6章の受信電力+40 dBm(10 W)この講座の送信機−100 dBm受信機の感度の目安0 dBm = 1 mW基準(この点が原点)dBW−130 dBW−30 dBW+10 dBW基準を1mWに固定すると、比のdBがそのまま絶対量になる(dBW = dBm − 30)電界強度は基準1µV/mでdBµV/m、アンテナ利得は基準アンテナでdBi・dBd
1mWを原点に固定したdBmの物差し。常温の熱雑音(1Hzあたり)の−174dBmから、受信機の感度の目安−100dBm、第6章で求める受信電力−52.45dBm、基準の0dBm、送信電力の+40dBmまでが1本の直線上に並ぶ。基準を1Wに変えたdBW目盛りは、同じ点を30だけずらして読む。

dBmの物差しに立つと、無線の風景が一望できる。0dBmが1mW。携帯電話の送信は+23dBm(200mW)前後、この講座で使う10Wの送信機は+40dBm。反対の端には受信の世界があり、受信機が拾える限界はおよそ−100dBm(0.1pW)、その下には常温の熱雑音が−174dBm/Hzという床として広がっている。送信の+40dBmと熱雑音の床の間はおよそ214dB——真数にすれば10の21乗以上の開きが、たった3桁の数字で表現できている。

基準を宣言したdBたち

  • dBm: 基準1mW。受信電力・送信電力の実務標準。0dBm = 1mW、+30dBm = 1W
  • dBW: 基準1W。dBW = dBm − 30。衛星通信のEIRPなど大電力側で使う
  • dBµV/m: 基準1µV/m。電界強度の絶対表示で、20log₁₀を使う。1mV/m = 60dBµV/m
  • dBi: 基準は等方性アンテナ。アンテナの絶対利得
  • dBd: 基準は半波長ダイポール。dBi = dBd + 2.15 の関係で読み替える
  • dB(何もつかない): 基準の宣言が無い純粋な比。利得・損失・雑音指数はこちら

電界強度のdBµV/mだけは、係数が20であることに注意がいる。電界は電圧に相当する量だから第2章の20log₁₀が効く。1µV/mが0dBµV/m、10µV/mが20dBµV/m、1mV/m(= 1000µV/m)が60dBµV/mである。放送のサービスエリアの規定や、電波障害の許容値が、この単位で書かれている。

電界強度の絶対表示。基準は1µV/mで、電界は電圧に相当する量なので係数は20になる。1mV/mは1000µV/mだから20log₁₀1000 = 60dBµV/mである。

第5章 対数グラフの読み方

このアプリの自由空間伝搬教材を開くと、距離減衰のカーブがきれいな直線として描かれている。曲がっているはずの減衰が、なぜ直線に見えるのか。答えはグラフの目盛りにある。縦軸はdB、つまりすでに対数である。そして横軸の距離も対数目盛りにしてある。両方が対数の紙の上では、べき乗の関係は必ず直線になるのだ。

① 横軸が線形② 横軸が対数00−20−20−40−40×10(1デケード)−20dB150100110100距離[km]・線形目盛り距離[km]・対数目盛り縦軸はdB、横軸も対数。だから直線になり、傾きが法則を語る
同じ距離減衰を2つの目盛りで描いた比較。横軸が線形だと近距離に情報が押し潰されて曲線になるが、横軸を対数にすると同じデータが一直線になり、傾きから減衰の法則そのものが読み取れる。

なぜ直線になるのかは、自由空間損失の式を見れば分かる。距離dが式に入るのは 20log₁₀d の項だけであり、これは「log dの1次式」である。縦軸(dB)を y、横軸(log d)を x と置けば y = 20x + 定数、つまり中学で習った直線の式そのものだ。曲線に見えていたものは、目盛りの取り方のせいで曲がって見えていただけだった。

自由空間損失[dB]。距離が入るのは20log₁₀dの項だけなので、横軸をlog dに取れば傾き20の直線になる。周波数の項もまったく同じ構造で、fを10倍しても損失は20dB増える。

直線になれば、傾きが法則そのものを語りはじめる。横軸が10倍になる幅を1デケード(decade)と呼ぶ。自由空間では距離が10倍になると損失が 20log₁₀10 = 20dB増えるので、受信電力は20dB下がる。この傾きを−20dB/decadeと書く。グラフを見て「1デケードで何dB落ちているか」を読むだけで、その伝搬がどんな法則に従っているかが分かるのだ。

傾きから法則を読む

  • −20dB/decade: 自由空間伝搬。受信電力が距離の2乗に反比例する(1デケードで100分の1)
  • −40dB/decade: 2波モデルのブレークポイントより遠方。距離の4乗に反比例する急な落ち方
  • −6dB/octave: 距離が2倍(1オクターブ)で6dB。−20dB/decadeとまったく同じことの言い換え
  • 傾きが直線から折れる点: 法則が切り替わった場所(ブレークポイント・回折の始まり)

対数軸のもう1つの効能は、広い範囲を1枚に収めることである。1kmから100kmまでを線形軸で描くと、実務で最も知りたい1km〜10kmの領域が左端の1割へ押し潰される。対数軸なら1〜10kmと10〜100kmが同じ幅を占め、どの距離帯も同じ解像度で読める。桁の広い世界を扱う道具として、対数はグラフの上でも一貫して働いている。

ここまでの道具を全部使って、送信機から受信機までを1本つないでみよう。この計算をリンクバジェット(回線設計)と呼ぶ。予算(バジェット)という名のとおり、送信側で用意した電力という原資に、アンテナ利得という収入を足し、伝搬損失という支出を引いて、受信端にいくら残るかを勘定する作業である。すべてdBで書いてあるので、やることは足し算と引き算しかない。

条件はこうする。送信電力10W、送信アンテナ利得10dBi、周波数1000MHz、距離10km、受信アンテナ利得10dBi。まず送信電力をdBmに直す。10W = 10000mWだから 10log₁₀10000 = 40dBm。第3章の暗算なら 10 + 10 + 10 + 10 で一瞬である。

送信電力に送信アンテナの利得を足したものを等価等方輻射電力(EIRP)と呼ぶ。この回線では 40 + 10 = 50dBm、真数にすれば100Wである。等方性アンテナで100Wを撒いたのと同じ強さを、10Wの送信機と10dBiのアンテナで作り出している——利得が「増幅ではなく集中」であることが、この数字にそのまま表れている。

次に自由空間損失を求める。f = 1000MHz、d = 10kmを式に入れると、20log₁₀1000 = 60、20log₁₀10 = 20。定数の32.45を足して、32.45 + 60 + 20 = 112.45dB。ここでも対数のおかげで、掛け算は一切現れなかった。

1000MHz・10kmの自由空間損失。真数にすれば約1.76×10¹¹倍(1760億分の1)の減衰だが、dBなら3桁の足し算で済む。桁の広さを圧縮するという第1章の目的が、ここで完全に果たされている。

すべてdBだから、足し算と引き算だけで受信電力が出るdBm+60+40+200-20-40-60-80送信電力+40 dBmEIRP+50 dBm自由空間の先−62.45 dBm受信電力−52.45 dBm+10 dB−112.45 dB自由空間損失+10 dB+40(送信) + 10(送信ANT) − 112.45(自由空間) + 10(受信ANT)= −52.45 dBm ≈ 5.7 nW
リンクバジェットの滝グラフ。送信電力+40dBmから始まり、送信アンテナ利得で+10、自由空間損失で−112.45、受信アンテナ利得で+10と段を降り、受信電力−52.45dBmに着地する。すべて同じdBmの目盛りの上での足し算になっている。

受信電力の基本式。dBmにdBを足し引きしても単位はdBmのまま(第4章の足し算の文法①)。給電線損失やその他の損失があれば、同じ行に引き算として並べればよい。

答えは−52.45dBmである。第3章の暗算で真数に戻してみよう。−50dBmなら 10^(−5) mW = 10nW、残りの−2.45dBはおよそ0.57倍だから、5.7nW程度。10Wで送り出した電力が、10km先では10億分の1以下になって届いている。この途方もない比を、40 + 10 − 112.45 + 10 という1行の暗算で扱えるようにしたのがデシベルという発明である。

リンクバジェットの最後の仕事は、この受信電力が足りているかを判定することだ。受信機が正しく復調できる最低の電力(受信感度)を−100dBmとすると、余裕は (−52.45) − (−100) = 47.55dB。これが回線マージンである。dBmからdBmを引いたので、単位は比のdBになった——第4章の足し算の文法②がそのまま働いている。47.55dBのマージンは真数で5万倍以上あり、降雨や樹木による多少の損失増加には耐えられる回線だと判断できる。

試験で狙われる要点

  • 定義: 電力は10log₁₀、電圧・電界は20log₁₀。理由はP∝V²
  • 暗算: 3dB = 2倍、10dB = 10倍、1dB ≈ 1.26倍。任意のdBを3と10の和差に分解する
  • 0dBは1倍(等しい)であって「無い」ではない。−3dBは半分
  • dBm・dBW・dBµV/m・dBi・dBdは基準を宣言した絶対量。dBW = dBm − 30、dBi = dBd + 2.15
  • 足し算の文法: dBm + dB = dBm、dBm − dBm = dB、dBm + dBmは無意味
  • 自由空間の傾きは−20dB/decade(距離2倍で−6dB)。両対数グラフで直線になる
  • リンクバジェット: EIRP = Pt + Gt、Pr = Pt + Gt − Lfs + Gr、マージン = Pr − 受信感度

第6章で組み立てた「Pt + Gt − Lfs + Gr」という足し算は、測定の現場では利得を逆算する式として使われます。その手順と成立条件は、深掘り編「アンテナ・電波測定の基礎」が扱います。

−20dB/decadeの傾きを、対数軸の上で見に行く

第5章と第6章で扱った112.45dBは、自由空間伝搬教材の対数軸グラフでそのまま再現できる。距離や周波数を10倍にして、直線が20dBずつ下がる瞬間を自分の手で確かめてほしい。