一陸技|無線工学B|過去問
令和8年7月期 A-4
要点(wavelane の要約): 与えられた放射電力の式に実効長と波長を入れて、電力を電流の2乗で割る形へ直し、放射抵抗の数値を求める計算問題。
FB807 A-45点(1問1採点)
原文(公式問題文)
A-4 実効長1〔m〕の直線状アンテナを周波数20〔MHz〕で用いたとき、このアンテナの放射抵抗の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、微小ダイポールの放射電力 P は、ダイポールの長さを l〔m〕、波長を λ〔m〕及び流れる電流を I〔A〕とすれば、次式で表されるものとする。 P = 80(πIl/λ)²〔W〕 1 36.5〔Ω〕 2 21.5〔Ω〕 3 12.6〔Ω〕 4 8.0〔Ω〕 5 3.5〔Ω〕
出典: 令和8年7月期 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB807)A-4(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会
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正答: 5
要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。
wavelane の解説(公式の解説ではありません)
与えられた微小ダイポールの放射電力の式から、放射抵抗を定義どおり取り出す。電流の値は要らない。
- 手順1まず波長を出す。
- 手順2放射抵抗は「放射電力を電流の2乗で割ったもの」と定義される。与えられた式を I² で割ると、電流が消えて長さと波長の比だけが残る。
- 手順3実効長 1 m、波長 15 m を代入する。
求める値は 3.5 Ω。したがって正答は選択肢 5 である。
つまずきやすい点
- 放射抵抗の定義は P/I² である。P/I としてしまうと電流の値が要ることになり、問題が解けなくなる。
- πl/λ は無次元。l と λ の単位をそろえてから比を取る。
理由から確かめる
- アンテナ方式図鑑実効長・微小ダイポール・放射抵抗
- アンテナの基礎実効長・放射抵抗
- アンテナ・電波測定の基礎微小ダイポール・放射抵抗