本文へ移動
wavelane

一陸技|無線工学B|過去問

令和5年1月期 第2回 A-2

要点(wavelane の要約): 同じ電力を放射する半波長ダイポールと微小ダイポールが、最大放射方向の同じ距離に作る電界の比を、それぞれの電界の式の係数どうしの比として求める計算問題。FB807 A-5 と同じ問題である。

FB502 A-25点(1問1採点)

原文(公式問題文)

A-2 自由空間において、放射電力が等しい半波長ダイポールと微小ダイポールアンテナによって最大放射方向の同じ距離の点に生ずるそれぞれの電界強度 E1 及び E2〔V/m〕の比 E1/E2 の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、√5 = 2.24 とする。 1 0.96  2 1.04  3 1.11  4 1.25  5 1.64

出典: 令和5年1月期 第2回 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB502)A-2(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会

最も近い値の番号を1つ選ぶ(番号は上の原文の選択肢に対応します)
解かずに正答と解説を見る

正答: 2

要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。

wavelane の解説(公式の解説ではありません)

同じ電力を放射したときの最大方向の電界は、利得の平方根に比例する。半波長ダイポールと微小ダイポールの電界の式の係数を比べれば、比は1をわずかに上回る。

  1. 手順1放射電力 P、距離 d の最大方向の電界は、半波長ダイポールでは係数7、微小ダイポールでは係数 √45 の式で書ける。
  2. 手順2与えられた √5 = 2.24 を使うと、微小ダイポールの係数は 6.72 になる。
  3. 手順3P と d は共通なので、比は係数どうしの比である。

求める値は 1.04。したがって正答は選択肢 2 である。

つまずきやすい点

  • 比を逆に取ると約0.96になり、選択肢1を選んでしまう。問われているのは半波長ダイポールを分子に置いた比である。
  • 利得の比 1.64/1.5 をそのまま答えると約1.09になる。電界は利得の平方根に比例する。