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wavelane

一陸技|無線工学B|過去問

令和5年1月期 第1回 A-4

要点(wavelane の要約): 回転放物面の反射鏡で主ビーム以外への漏れを減らす手立てを、鏡面の仕上げ、吸収体の取り付け、軸を外した配置、縁の照らし方、一次放射器の調整の5つで並べ、一次放射器で狙う効率の向きを逆にした記述を選ばせる問題。FB701 A-5 と同じ5項目で、誤りの置き場所が違う。

FB501 A-45点(1問1採点)

原文(公式問題文)

A-4 次の記述は、パラボラアンテナのサイドローブの影響の軽減について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。 1 反射鏡面の鏡面精度を向上させる。 2 一次放射器の特性を変化させ、ビーム効率を低くする。 3 電波吸収体を一次放射器外周部やその支持柱に取り付ける。 4 オフセットパラボラアンテナにして一次放射器のブロッキングをなくす。 5 反射鏡面への電波の照度分布を変えて、開口周辺部の照射レベルを低くする。

出典: 令和5年1月期 第1回 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB501)A-4(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会

誤っているものの番号を1つ選ぶ(番号は上の原文の選択肢に対応します)
解かずに正答と解説を見る

正答: 2

要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。

wavelane の解説(公式の解説ではありません)

サイドローブを抑えるには、主ビームへ集まる電力の割合を上げ、開口の縁へ向けて照射を弱める。選択肢2はビームへ集める割合を下げると述べていて向きが逆である。

  • 選択肢 1— 答えではない

    正しい。鏡面の凹凸は開口面の位相を乱し、乱れた分が主ビームの外へ散る。仕上げを良くするほど漏れが減る。

  • 選択肢 2◎ これが答え

    誤り。主ビームの中へ入る電力の割合(ビーム効率)を上げれば、サイドローブへ回る分が減る。下げるのでは逆効果である。

  • 選択肢 3— 答えではない

    正しい。一次放射器の周りや支柱に当たって散る電波を吸収体で吸わせれば、広角方向への不要な放射が減る。

  • 選択肢 4— 答えではない

    正しい。一次放射器を開口の前から外すオフセット形にすれば、放射器と支柱が開口を遮ることによる散乱がなくなる。

  • 選択肢 5— 答えではない

    正しい。開口の中央を強く、縁を弱く照らす(テーパを付ける)と、開口の端での電界の急な途切れがなくなり、サイドローブが下がる。

正答は選択肢 2 である。

つまずきやすい点

  • FB701 A-5 は縁の照射レベルを上げるという記述が誤りだった。この期は縁を下げるほうが正しい記述で、誤りは一次放射器の記述へ移っている。
  • 縁の照射を弱めると開口効率は少し下がる。利得とサイドローブの兼ね合いであって、どちらも同時に良くなるわけではない。