一陸技|無線工学B|過去問
令和3年7月期 第1回 A-20
要点(wavelane の要約): アンテナ利得の真数と給電線で測った定在波比から、反射で失われる分を差し引いた動作利得を、定在波比で書いた整合の係数を掛けて求める計算問題。
FB307 A-205点(1問1採点)
原文(公式問題文)
A-20 アンテナ利得が 50(真数)のアンテナを無損失の給電線に接続して測定した電圧定在波比(VSWR)の値が 1.8 であった。このアンテナの動作利得(真数)の値として、最も近いものを下の番号から選べ。 1 16.3 2 22.9 3 28.8 4 39.9 5 45.9
出典: 令和3年7月期 第1回 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB307)A-20(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会
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正答: 5
要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。
wavelane の解説(公式の解説ではありません)
定在波比 S から反射を差し引いた整合の係数は 4S/(1+S)² になる。S=1.8 なら約 0.918 で、アンテナ利得 50 に掛けると動作利得は約 45.9 になる。
- 手順1反射係数の大きさを定在波比から出す。
- 手順2アンテナへ入る電力の割合は 1−|Γ|² で、これは 4S/(1+S)² と同じである。
- 手順3アンテナ利得に掛けると、動作利得は約 45.9 になる。
求める値は 45.9(選択肢5)。したがって正答は選択肢 5 である。
つまずきやすい点
- |Γ| を2乗せずに 1−|Γ| を掛けると 35.7 になる。電力の割合なので2乗する。
- 反射分の |Γ|²≒0.082 を掛けてしまうと 4 前後になり、どの選択肢にも合わない。掛けるのは入る側の割合である。
理由から確かめる
この問題の条件で動かす(VSWR・反射係数)- 給電線と整合回路アンテナ利得・アンテナの動作利得・反射係数・電圧定在波比(VSWR)
- アンテナ・電波測定の基礎アンテナ利得・反射係数・電圧定在波比(VSWR)
- VSWR・反射係数アンテナ利得・反射係数・電圧定在波比(VSWR)