一陸技|無線工学B|過去問
平成30年1月期 A-5
要点(wavelane の要約): 半波長の素子を基準にした利得をデシベルで与えたアンテナについて、絶対利得の真数へ直してから、波長の2乗に比例する実効面積の式へ入れさせる問題。基準の違い(1.64倍)を掛け忘れないことが要になる。
FB001 A-55点(1問1採点)
原文(公式問題文)
A-5 自由空間において、周波数 150〔MHz〕で半波長ダイポールアンテナに対する相対利得 10〔dB〕のアンテナを用いるとき、このアンテナの実効面積の値として、最も近いものを下の番号から選べ。 1 1.9〔m²〕 2 2.6〔m²〕 3 3.9〔m²〕 4 4.5〔m²〕 5 5.2〔m²〕
出典: 平成30年1月期 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB001)A-5(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会
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正答: 5
要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。
wavelane の解説(公式の解説ではありません)
半波長ダイポール基準の利得を真数に戻して 1.64 を掛け、絶対利得にしてから実効面積 λ²G/(4π) へ入れる。150 MHz の波長は 2 m である。
- 手順1150 MHz の波長は 300/150 = 2 m である。相対利得 10 dB は真数で10倍なので、半波長ダイポールの絶対利得 1.64 を掛けて絶対利得にする。
- 手順2実効面積の式へ入れる。
求める値は 約5.2 m²(選択肢5)。したがって正答は選択肢 5 である。
つまずきやすい点
- 1.64 を掛けずに G=10 のまま入れると 3.2 m² になり、近くの選択肢3(3.9 m²)と迷う。相対利得は基準アンテナの利得を掛けて絶対利得へ直す。
- λ² の代わりに λ を入れると値が半分になる。単位が m² になることで確かめられる。