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wavelane

一陸技|無線工学B|過去問

令和4年7月期 第2回 A-19

要点(wavelane の要約): アンテナを測るときの心得として、送信に使っても受信に使っても特性が同じになる根拠、送受の距離を十分にとる理由、屋外で周囲からの反射を避ける場所の呼び名を組合せで答えさせる問題。

FB408 A-195点(1問1採点)

原文(公式問題文)

A-19 次の記述は、アンテナの測定をするときに考慮すべき事項について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。 (1) 被測定アンテナを、送信アンテナとして使用した場合と受信アンテナとして使用した場合のアンテナ利得及び指向性は、アンテナの[ A ]から等しい。 (2) 送受信アンテナ間の距離が短すぎるとアンテナ利得や指向性の測定値に誤差が生ずる。測定誤差を小さくするため、送信アンテナからの電波が受信アンテナの近傍で[ B ]とみなせるように送受信アンテナ間の距離を大きくとる必要がある。 (3) 屋外で測定する場合、周囲の建造物や樹木からの反射波による誤差が発生することがあるので、[ C ]で実施する。   A      B      C 1 可逆性    球面波    ボアサイト 2 可逆性    平面波    オープンサイト 3 非可逆性   平面波    オープンサイト 4 非可逆性   球面波    ボアサイト 5 非可逆性   球面波    オープンサイト

出典: 令和4年7月期 第2回 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB408)A-19(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会

正しい組合せの番号を1つ選ぶ(番号は上の原文の選択肢に対応します)
解かずに正答と解説を見る

正答: 2

要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。

wavelane の解説(公式の解説ではありません)

送受で特性が同じになるのはアンテナの可逆性による。平面波とみなせるまで距離をとり、屋外では周囲の反射が少ないオープンサイトで測る。

空欄 A: 可逆性
受動素子だけでできたアンテナでは、送信のときと受信のときで利得も指向性も同じになる。これを可逆性といい、測りやすい向きで測ってよい根拠になる。
空欄 B: 平面波
送信アンテナから近いと波面が曲がっていて、受信アンテナの開口の端と中央で位相がずれる。十分離して平面波とみなせるようにすると、この誤差が小さくなる。
空欄 C: オープンサイト
周囲に反射物の無い開けた測定場をオープンサイトと呼ぶ。ボアサイトは照準の調整に使う設備の呼び名で、反射を避ける場所の意味ではない。

この組合せになっているのは選択肢 2 である。

つまずきやすい点

  • 距離をとる目的は球面波を避けることである。球面波とみなせるように、とした候補は逆である。
  • 最小測定距離の目安 2D²/λ と結び付けて覚えると、平面波の条件を思い出しやすい。