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wavelane

一陸技|無線工学B|過去問

令和4年7月期 第2回 A-12

要点(wavelane の要約): 主と副の2枚の鏡を使う反射鏡アンテナについて、副鏡の2つの焦点をそれぞれ何に合わせるか、2回の反射で波面がどう変わるか、副鏡を開口の外へずらした形で放射特性の乱れがどうなるかを組合せで答えさせる問題。

FB408 A-125点(1問1採点)

原文(公式問題文)

A-12 次の記述は、カセグレンアンテナについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。 (1) 副反射鏡の二つの焦点のうち、一方の焦点は、主反射鏡の焦点と一致し、他方の焦点は、[ A ]の励振点と一致している。 (2) 一次放射器から放射された[ B ]は、副反射鏡により反射され、さらに主反射鏡により反射されて、[ C ]となる。 (3) 放射特性の乱れは、オフセットカセグレンアンテナのほうが[ D ]。   A      B    C    D 1 一次放射器  球面波  平面波  大きい 2 一次放射器  平面波  球面波  大きい 3 一次放射器  球面波  平面波  小さい 4 主反射鏡   球面波  平面波  大きい 5 主反射鏡   平面波  球面波  小さい

出典: 令和4年7月期 第2回 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB408)A-12(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会

正しい組合せの番号を1つ選ぶ(番号は上の原文の選択肢に対応します)
解かずに正答と解説を見る

正答: 3

要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。

wavelane の解説(公式の解説ではありません)

カセグレンアンテナは、回転双曲面の副反射鏡の2焦点を主反射鏡の焦点と一次放射器に合わせる。球面波が2回反射して平面波になり、オフセット形にすると開口のブロッキングが無くなる。

空欄 A: 一次放射器
副反射鏡は双曲面で、2つの焦点を持つ。片方を主反射鏡の焦点に、もう片方を一次放射器の位置に置けば、一次放射器から出た波が主反射鏡の焦点から出たように見える。
空欄 B: 球面波
一次放射器は小さな波源なので、そこから広がる波は球面波である。
空欄 C: 平面波
主反射鏡は回転放物面なので、焦点から来たように見える球面波を反射すると、波面のそろった平面波になって開口から出ていく。
空欄 D: 小さい
オフセット形は副反射鏡や一次放射器を開口の正面から外すので、それらが電波の通り道をふさがない。散乱や回り込みが減り、放射特性の乱れは小さくなる。

この組合せになっているのは選択肢 3 である。

つまずきやすい点

  • 球面波と平面波の順を逆にした候補がある。波源から出るのが球面波、放物面で整えられたあとが平面波である。
  • オフセット形は特性の乱れを減らすための工夫である。大きくなるとした候補は選ばない。