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wavelane

一陸技|無線工学B|過去問

令和3年1月期 第2回 A-20

要点(wavelane の要約): 利得が3つとも未知でも求まるかどうか、基準に多く使われるアンテナは何か、円偏波の測定に直線偏波のアンテナを使えるかを組合せで答えさせる問題。

FB302 A-205点(1問1採点)

原文(公式問題文)

A-20 次の記述は、マイクロ波のアンテナの利得測定について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。 (1) 三つのアンテナを用いる場合、これらのアンテナの利得が未知であるとき、それぞれの利得を求めることが [ A ]。 (2) 標準アンテナには、[ B ] が多く用いられる。 (3) 円偏波アンテナの測定をする場合、測定アンテナとして直線偏波のアンテナを用いることが [ C ]。   A     B           C 1 できない  ロンビックアンテナ   できる 2 できない  角錐ホーンアンテナ   できる 3 できる   ブラウンアンテナ    できない 4 できる   ロンビックアンテナ   できない 5 できる   角錐ホーンアンテナ   できる

出典: 令和3年1月期 第2回 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB302)A-20(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会

正しい組合せの番号を1つ選ぶ(番号は上の原文の選択肢に対応します)
解かずに正答と解説を見る

正答: 5

要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。

wavelane の解説(公式の解説ではありません)

利得測定の3点。標準アンテナが無くても解ける理由、寸法から利得を出せるので基準に使うアンテナ、そして円偏波を直線偏波で測れるかを答える。

空欄 A: できる
3本を2本ずつ組み合わせれば3通りの測定ができ、得られるのは利得の和が3つである。未知数も3つなので連立方程式が解け、基準のアンテナが無くてもそれぞれの利得が決まる。
空欄 B: 角錐ホーンアンテナ
角錐ホーンは開口の寸法と広げ方から利得を計算で出せるので、基準として使える。ロンビックは進行波形の線状アンテナ、ブラウンは接地形の垂直アンテナで、マイクロ波の標準には向かない。
空欄 C: できる
円偏波は直交する2つの直線偏波に分解できる。直線偏波のアンテナで2方向の成分を測れば円偏波としての特性を求められ、アンテナを回して最大と最小を読めば軸比も出る。

この組合せになっているのは選択肢 5 である。

つまずきやすい点

  • 三アンテナ法の要点は、測定の数と未知数の数がそろうことである。標準アンテナが1本も無くても解ける。
  • 円偏波を直線偏波のアンテナで測れないと思い込むと C で誤る。直交2成分に分解して測ればよい。