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wavelane

一陸技|無線工学B|過去問

令和2年1月期 A-10

要点(wavelane の要約): 主反射鏡と組み合わせる副反射鏡の曲面の種類、一次放射器を鏡の中心近くに置くことで給電線がどうなるか、鏡面の形をどう扱うと高能率になるか、オフセット形と比べた放射特性の乱れの大小を組合せで答えさせる問題。

FB201 A-105点(1問1採点)

原文(公式問題文)

A-10 次の記述は、カセグレンアンテナについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。 (1) 回転放物面の主反射鏡、[ A ]の副反射鏡及び一次放射器で構成され、副反射鏡の二つの焦点のうち、一方の焦点は、主反射鏡の焦点と一致し、他方の焦点は、一次放射器の励振点と一致している。 (2) 一次放射器を主反射鏡の頂点(中心)付近に置くことにより給電線路が[ B ]ので、その伝送損を少なくできる。 (3) 主反射鏡及び副反射鏡の鏡面を[ C ]すると、高能率で低雑音なアンテナを得ることができる。 (4) 放射特性の乱れは、オフセットカセグレンアンテナより[ D ]。   A     B      C    D 1 回転楕円面 短くできる  小さく  小さい 2 回転双曲面 長くなる   修整   大きい 3 回転楕円面 短くできる  修整   小さい 4 回転双曲面 短くできる  修整   大きい 5 回転楕円面 長くなる   小さく  小さい

出典: 令和2年1月期 第一級陸上無線技術士「無線工学B」(FB201)A-10(本試験問題)。公益財団法人日本無線協会

正しい組合せの番号を1つ選ぶ(番号は上の原文の選択肢に対応します)
解かずに正答と解説を見る

正答: 4

要確認: この正答と解説は、公式解答表との機械的な照合は済んでいますが、人による照合はまだです。 公式と食い違って見えるときは、出典の解答PDFを優先し、サポートからお知らせください。

wavelane の解説(公式の解説ではありません)

主反射鏡と組む副反射鏡は双曲面で、一次放射器を鏡の中心近くに置けるので給電線が短くなる。鏡面を修整すると高能率になり、オフセット形と比べると放射特性の乱れは大きい。

空欄 A: 回転双曲面
双曲面の2つの焦点の一方を放物面の焦点に、もう一方を一次放射器に合わせる。楕円面を使うのはグレゴリアンアンテナである。
空欄 B: 短くできる
一次放射器が主反射鏡の中心付近、つまり送受信機に近い位置に来るので、給電線を短くでき、その分の損失が減る。
空欄 C: 修整
2枚の鏡面の形を本来の放物面・双曲面から少し変えると、開口面の振幅分布を一様に近づけ、開口効率を上げられる。
空欄 D: 大きい
正面に副反射鏡と支柱があるので、それらが電波をさえぎり散乱させる。鏡を切り取って配置をずらしたオフセット形はこれが無いので乱れが小さい。

この組合せになっているのは選択肢 4 である。

つまずきやすい点

  • 副反射鏡の曲面を楕円面と取り違えるとグレゴリアンになる。カセグレンは双曲面である。
  • D はカセグレン(正面配置)のほうが乱れが大きい。オフセット形の利点を思い出して判断する。